Climbed Mt.Kannasan in Niigata. The mountain was full of beautiful alpine flowers!! Couldn’t see the view of Mt.Myokosan by the clouds but the flowers made me happy.

先週は新潟、妙高で登山でした。名高き妙高山に登るのではなく、そのすぐそばにある1909mの神奈山。もちろん今回もお花目当てでーす♡

神奈山、お花がスゴイと聞いてはいましたが、行ってみて腰抜かしました。シラネアオイがいーっぱい!サンカヨウもまだまだバンバンに元気!その他イワカガミやツバメオモト、ツマトリソウ、フデリンドウ、タニウツギ、ミヤコグサなど、聞きしに勝るお花てんこ盛りっぷりに嬉しい悲鳴でした。悲鳴というのは、撮影に忙し過ぎて全然進まないからです笑・・・
総距離7.8km、累計アップダウン1000m、16866歩、
5時間45分の行程でしたが、登りに3時間40分もかかり、ほとんど撮影しなかった下りは2時間ちょうどで下りてきています。いつも標準コースタイムと比較すると登り早めで下り遅めな私(ビビリなもんで笑)なので、なおさらこの差にはびっくりでした。

朝8:08神奈山の登山口である関温泉スキー場の最下部を出発。ここはなんとリフト2つのみの小さなスキー場なのですが、実はパウダー好きの穴場聖地らしいですよ〜。この登山口から見た最初のスロープは絵のような、なんとも誘い込まれるような魅力があります。事実、近所の旅館から浴衣姿でフラフラ出てきてこの景色に誘い込まれ、少しだけ登っちゃってるおじさんがいました〜、わかるわあ〜(≧∇≦)

最初はひたすらゲレンデ歩き。タニウツギなどが綺麗でしたがとにかく暑ーい!!日差しきっつー!ヤメテ〜勘弁して〜と泣き言を言いつつゲレンデトップまで登ります。ここまでで40分くらい。そこからいよいよ登山道らしい道に入り、ようやく涼しい樹林帯になります。助かった〜。最初は道もまあまあ歩きやすく、でもお花もそこまでないのですが、それがだんだんすごいことになってきて、登山道両脇がずーっとお花畑状態!その代わり道も結構歩きづらくなりなかなかヒーヒーでした。岩場など難所があるわけではないのですが、とにかく道が狭くてずーっと急登、一息できる場所がないので、ひたすらずーーっと狭い急登を登り続ける感じになってしまいます。特に今日は寝不足のせいもあって体調もいまひとつ、しかも最初のゲレンデ登りで暑すぎて、その後ずっと体が火照ったような感じもあり余計大変に感じたのかも。
途中見えるはずの妙高山の絶景が雲に隠れてあまり見えなかったのも残念でしたが、とにかくお花達が大合唱で応援してくれたのでヒーコラ言いながら登れました。

途中のポイントと言えば10:39八方睨くらいなのでそこまでは休憩なし。そこまでもめっちゃ長く感じたけどそこから山頂までもまた長かった〜。11:49ついに山頂到着。お花の撮影で遊んでいてこれ以上無理ってくらいめちゃめちゃノロノロ登ってきたわけですが、途中ほとんど誰にも抜かれていないのに山頂間際で人が結構下山してきたのには驚きました。てことはみなさん全員が、お花に夢中になって超ノロノロ登ってたってことです!(笑)そうなりますよね〜!素晴らしい♡

山頂からの景色は野尻湖などが見渡せてさすが素晴らしかったですが、楽しみにしていた妙高山はますます雲の中に入って見えないままでした。
山頂では楽しみにしていた新メニューのお昼ごはん(108円(笑))を食べ、下山を開始したのは12:54。下山は16時近くなるかな、と思っていたら、なんと2時間きっかりで14:54に下山してしまいこれまたびっくりでした。
とにかく道が狭く道も歩きづらいので、下山時はずーっと気が抜けないままでお花どころではなく、下ることに集中するしかなかったんですよね。
その分予想以上に疲れましたあ〜。今回は私の体調もいまひとつだったので余計ヘロヘロでした。帰りに寄った燕温泉の泉質の素晴らしさに溶けるまで耽溺し、露天風呂にまでビュンビュン突っ込んでくる可愛いツバメさんたちにもめちゃくちゃ癒されました〜

今回一番のシラネアオイとサンカヨウの競演スポット
感激〜!
シラネアオイの群生
あなた、本物なの?と聞きたくなるくらい、可愛すぎるタニウツギ
「つまらない少女の夢はタニウツギ 彩子」
全高山植物の中でもトップ5に入れちゃうくらい大好きなアカモノ!!ものすごく小さくて存在としては地味なのですが、一つ一つが可愛すぎて見つめているとつい声が漏れまくります。メルヘンのキワミ!!大好きすぎる!!そしてこんなに可愛い子にこんなに可愛くない名前をつけたのは誰ですか?(笑) アカモノってさ・・・今からでも変えませんか? (≧∇≦)
8:08関温泉スキー場最下部をしゅっぱーつ!この誘われるようなスロープ、素敵でしょう?登山に興味なくてもランランラーン、って登りたくなりますよね〜、あ、ならない?(笑)
最初40分は日差しギンギンのゲレンデ歩きです。とにかく暑くて参りましたがお花たちが応援してくれました。
右下タニウツギは可愛すぎるくらい可愛い!
左下ニガナの脇でピンボケなのはタンポポで、こうして見ると親子みたいですね。
右上から時計周りに
ミヤコグサ
タニウツギ
ニガナ
8:47 歩き始めて40分でゲレンデトップのリフト降り場に着きました
ここからいよいよ登山道らしい道に入ります。樹林帯で涼しくなることを期待〜!!頼む〜!
樹林帯に入り涼しくなった上に、たくさんのお花たちに迎えられて大喜び。
右上から時計周りに
イワカガミ
ユキザサ
ヒメアオキの実
タチツボスミレ
ユキツバキ
ツバメオモト
涼しくなったとは言え、まだまだ体が火照っていて暑くて帽子がかぶれません。髪が汗でデコに張り付いてぺっちゃんこ!(5歳位まで私はデフォルトでこんな感じでした(笑))
9:20 登り始めて1時間10分。ここはちょっと印象的なUの字の地形
9:34 ここが今回一番お気に入りのシラネアオイ&サンカヨウの群生地でした。2つが同時に映る角度もあって萌える〜!可愛い過ぎてどうしましょう〜♡!しかし足場は常に良くないので撮影には脚筋腹筋腕筋全てを求められ、しかも狙い定めている間じゅう息を止めているので撮影が終わるとやばい位ゼーハーしてます(笑)
サンカヨウ
あなたが好きすぎる
そのままで完璧な花束
咲く様、散る様、全てに物語がある気がして
サンカヨウ
今回このコースで一番興奮したシラネアオイとサンカヨウの競演スポット
シラネアオイ
右上ヤグルマソウの葉っぱはいくら目を凝らしてもビニールにしか見えないテカテカっぷりでした!
左下ヤマアジサイの葉っぱの完璧なアートにも脱帽。
左中ズダヤクシュは踊り終わってお辞儀のポーズを決めたバレリーナみたいでした
右上から時計周りに
ヤグルマソウ
ツクバネソウ
イワカガミ
ヤマアジサイ
ズダヤクシュ
サンカヨウ
9:56 大ブナ林。登り始めて1時間50分。めっちゃめっちゃ登ってきたと思ったのにまだ標高1400m、まだ半分!?でもヤマレコでチェックしたらここ標高1500mになってました。不思議〜
イワカガミ、真上から撮るとカワイイって今回初めて気づきました♡
このように狭い狭い道が続くので写真撮ってると完全に道塞いじゃいます。今日はほとんど人に会わなかったのですれ違いについては大丈夫だったのですが、とにかく休むポイントがないままずーっと急登を登り続ける感じです
瞳孔をカーッとかっぴらいてぼんやりしている猫のように、パカーッと全開の姿を誇るシラネアオイ。花びらが大きくてすぐへにゃっとなってしまうお花なので、こんなに綺麗に開いているのは珍しい♡
中右ツマトリソウは大好きなお花!
右下はイワカガミとツマトリソウ、ツバメオモトがいっぺんに写って高山植物ファンとしては嬉しくてたまらない一枚(≧∇≦)
右上から時計周りに
ツバメオモト
ツマトリソウ
イワカガミ、ツマトリソウ、ツバメオモト
フデリンドウ
シラネアオイ
シラネアオイ
イワカガミと、イワカガミではない葉っぱたちが競演してめっちゃめっちゃモードな美しい世界が生まれていました
ここ、妙高山が最高に美しく眺められるはずなのですが。。雲さん〜お願い〜どこかに遊びにいってー!
雲で見えない妙高山を切なく撮影。そして足元の登山道はいつでも激狭、いつでも急登で、立っているだけでアキレス腱伸びまくりです
ツマトリソウの双子ちゃん
妄想力豊かな私は、マネのオランピアみたいにふたりの人が描かれた絵のような物語を感じてしまいます
ウラジロヨウラク
瞬きを忘れるモードな美
10:39八方睨 ここまでが長かった〜!歩き始めて2時間で休憩することが多いのですが、とにかく道が狭すぎてちょっと休憩できる場所もなかったです。ここでやっと休憩、プロテインバー食べました。そして八方睨というくらいですからここは景色が見られるはずの場所なのですが、曇ってきてしまいほぼ見えず〜。えーん
八方睨でだけ見かけたカラマツソウ。
全体の形とつぼみのピンクに撃ち抜かれました〜♡
右上大好きすぎるアカモノちゃん!
左下カラマツソウは白鳥の湖で伏せて舞うバレリーナのようでした。
左真ん中、今回一番たくさん綺麗に咲いていたオオカメノキ、圧巻!
右上から時計周りに
アカモノ
キジムシロ
サンカヨウ
カラマツソウ
オオカメノキ
アカモノ
11:08 突然絶景が見えるポイントに出ました。野尻湖が高いところに浮かんでいるように見えるのが面白い。お水よくこぼれないなあ〜 (≧∇≦)
右上1箇所だけ咲いていたハクサンチドリ、鮮やかさがすごい。
左中これは奇跡のショット?シラネアオイは花びらが散ると色が紫、青っぽくなるのですがこれは咲いたままその現象になった様子。まだ元気なお花との色の対比がすごい♡
右上から時計周りに
ハクサンチドリ
ヘビイチゴ
シラネアオイとツバメオモトの競演
ツバメオモト
シラネアオイ
ショウジョウバカマ
オオカメノキ
アップにするとまた可愛さ爆発!
アジサイと同じで目立っているのはガクで、お花はこんなに小さいんですね。これまた傷みやすいお花なのでこんなに綺麗な子を見つけて大喜び
シラネアオイの運命のカップル。妄想力逞しい私には某超名作の主人公二人に見えていますが痛いので言いません(笑)なんか、植物にもドラマを感じてしまうんですよね〜
11:30 頂上はまだかまだかと待ち侘びる私の前にパッとこんな景色が開けました。ずーっと狭い道の樹林帯でしたが、パッとひらけて最後の一山が見えて来ました。白いオオカメノキが応援してくれています
これを登れば山頂のはず!もうひと踏ん張りー!
ほいさっ!あらよっと!
右上1箇所だけ咲いていたミネザクラ。6月にも咲くんですね〜
右中これまた珍しい、とんでもなく色の濃いシラネアオイ。なぜあなたはその色になったのですか??丸い葉がゴージャスな襟のようで、色の濃さもあって私にはマレーネ・ディートリヒ風の美しい老年の女優のように見えています。妄想力高すぎ(笑)
右上から時計周りに
ヤマザクラ
シラネアオイ
シラネアオイ
シラネアオイの群生
フデリンドウ
ヤマザクラ
11:49 つつつつついたあああああ!ついに山頂です!
この時長靴で登頂した地元のおじさんがこの山頂標に寄りかかるように休憩してて、すみません撮らせてください〜とお邪魔しちゃったので笑顔が硬い私(笑)
山頂のちょっと先に妙高山の絶景が望めるスポットがある、のですがこの有様〜
でもこのコース一番のシラネアオイの群生に出会えました!
野尻湖とムラサキヤシオ
妙高山・・・ちーん。
せまい山頂では長靴のおじさんがランチ中だったのでちょっと先の景観スポットで休憩場所を探します。本当に狭い道だけでちょっとの休憩スポットも見つけづらいコースですがやっと1箇所見つけてそこでランチに
本日のお楽しみランチはこれでした!私がカップルヌードル・シンガポールラクサが好き過ぎて姉にも進呈したらお返事が「美味しいけど辛ラーメンの方が美味しい」だったので、それ以来食べてみたかったんです〜。でも残念ながら私にはこの良さがわからず。ちょっと辛いだけの平凡な味のような?ぷにぷにの麺もあまり好みではなく、姉ゴメン (^^;) 。私はシンガポールラクサのレモングラス&ココナッツミルク味に洗脳されているようです♡
12:54山頂を出発し、集中力を求められる狭くて歩きにくい急坂をせっせと下山。この絶景ポイントまで20分で降りて来ました。登る時は40分かかったのになあ〜
13:24八方睨。ちょっとお昼との間隔が短いですが休憩場所が他にないのでここでおやつ!お菓子作りの名人のお友達が、私好みの甘さ控えめパウンドケーキを作ってくれました。マロンもうま〜♡
ずーっと狭い急坂で歩きづらく、足元を見続けて気が抜けない道が続きますが、ここはちょっとのどかな道でありがたい〜!
今回一番興奮したシラネアオイとサンカヨウの競演スポットに帰ってきました。ここ最高!!
ここはちょっと緊張するスポット。滑ったら文字通り滑落しますので慎重に
Uの字ポイントまで戻ってきました〜
このあたりになるとようやく歩きやすい道になります。
そしてもしかして下りは早い?のかな?
と思っていたら突然ポコッとスキーコースに出てびーーっくり!!予想より何十分も早く下りてきちゃった〜!
いつもは下りの方が遅いのですが、今日は登りでいかに撮影に時間をとられていたかを実感
スキーコースとヤグルマソウ
あなた、本物なの?と聞きたくなるくらい、可愛すぎるタニウツギ
「つまらない少女の夢はタニウツギ 彩子」
スキー場最下部に戻ってきました。この美しい曲線を描くおおらかなスロープ大好きです
14:54下山しましたああああああーー!!下りは歩きづらく狭い急坂続き+オナカと太ももがチョイ痛で辛かったですが、この後の温泉が癒してくれてすっかり元気になりました!
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