Went hiking around Mt.Kurumayama. The autumn alpine flowers in Yashima wetland were excellent.
登山好きの方は皆さん言っていますが今年は本当にお天気に恵まれず、計画していた登山に行かれずしょんぼり、その繰り返し。
この日も直前まで、東京から日帰りで行かれる範囲全域全滅の予報で諦めモードでしたが、厚い雲の間隙を縫ってイチかバチかエイヤー!と車山に行って来ました。結果、大成功!夕方まで降られることなく一日中青空の下でたくさんのお花を楽しみ、駐車場に戻ってきて登山靴を履き替えた瞬間ぽつぽつ降り始めるという奇跡の幸運っぷりでした。実はこの駐車場で降り始める奇跡のタイミングを何度も経験している私、結構晴れ女です(^^)いぇい!
車山エリアは「山に登る」と言うより「部分的にアップダウンのある高原をお散歩する」と言うのが近いなだらかな高原地帯。車山山頂に登るだけなら駐車場からたったの45分。スカート女子とサンダル男子がデートついでにお散歩で登頂してたりするお山で、なんなら一切登らずリフトに乗って山頂に行くこともできちゃいます。下手すりゃハイヒールでも行かれちゃう山頂?(≧∇≦)
私はできる限り自然を満喫したいので、なるべく長めの行程で
車山肩駐車場〜車山山頂〜蝶々深山〜八島湿原ぐるっと一周〜車山肩駐車場
というコースを取りました。
それでも累積アップはなんとたったの405m!いつもの登山からしたら笑っちゃう数字ですが、総距離12.2km、歩数は21000歩で、久しぶりだったからか意外とくたびれました。週2でジムトレーニング行ってても山歩きはなんとひと月も空いてしまっていた今回。身体がナマッてるんだな〜と思いましたが、暑さのせいもあったかもしれません。高原らしく涼しいエリアもありましたが風がなくてあづいーあづいーと言ってる時間が長かったです。
とは言えもうお山はすっかり秋。秋のお花たちがバンバン咲きまくってくれていて、特に八島湿原に入ってからはお花の図鑑状態!次々に可愛いお花に出会え撮影が止まらず、またまた足はノロノロ〜。お目当てのアケボノソウにもザクザク会えて大感激だったし、ハクサンフウロとアサマフウロ、両方見られたのにはびっくり。ハバヤマボクチやヤマハッカ、など普段あまり出会わない子たちもー♡
コースタイムは大幅にオーバーしましたが、車山高原、八島湿原をこれでもかと満喫して来ました。朝8:50に出発して16:30に戻って来たって・・・のんびりし過ぎでしょ(笑)。特に休憩時間が長かったわけではなく、植物や景色を目一杯楽しんで遊びまくってこの時間になったというのが私らしいところです。
このエリアはリフトで山頂に登ったり、観光バスで八島湿原のすぐ近くの駐車場まで行かれたり、登山をしなくても自然を楽しめる素晴らしい場所。
そういうところは、過去に荒れてしまった時期があったりするものですが、登山道や木道などが本当に綺麗に整備され、人が歩く場所以外は美しいそのままの自然が守られて素晴らしい景色が楽しめました。
いつもながら、山を整備してくださる方には感謝でいっぱい。
山に登らず自然が楽しめるので、いつか両親とも来たいな〜なんて夢も抱いています♡


このヤマハッカの可愛さ!!お花が落ちた後のガクだけの姿なんて、信じられません。ヤマラッキョウの蕾の佇まいは、もう芸術の世界。
カワラナデシコは少なかったですが、ほんの2つほどだけ出会えました。
右上から時計回りに
カワラナデシコ
ノコンギク
アサマフウロ
ヤマハッカ
ヤマラッキョウ
コウゾリナ
うつむくノリウツギ
秋の空 秋の雲


狙いに狙って来たとは言えもう奇跡としか言いようがありません。
9:23 車山肩駐車場を元気にしゅっぱーつ!


右下は山頂のゴルフボール(笑)が見えてきたところ。
ちなみに私はウメバチソウをバッチーと呼んでます。仲良しなので(≧∇≦)
(左上)アキノキリンソウ
(右上)ヤマハハコ
(左下)ウメバチソウ

気象レーダー観測所らしいです。あのボールが何の役に立ってるかは知りません( ̄∇ ̄)

45分で登れちゃう山頂(笑)

山頂にはリフトで上がってきてリフトで帰る家族連れなどがたくさんいて大賑わい。私はこれからこの眼下に見える高原方面に下って、今日1日この一帯をウロついて遊びます♡

ちょっとラピュタみがあります
お参りしていきましょう〜

このリフトと並行して始まる登山道を下りますよ〜

下に広がる草原と道、まるで絵本の世界ですよね〜。オーバーオール着てパイプくわえたうさぎが歩いてきそう (≧∇≦)


遮るものがないので日差しが暑いですが、木道の脇の秋の花々が応援してくれます

ハクサンフウロ
オトギリソウ
ノアザミとヒョウモンチョウ
ヤマハハコ
イワシャジン
ウメバチソウ

右上から時計回りに
アキノキリンソウ
オトギリソウの実
ハクサンフウロ
ミヤマトリカブト
アキノウナギツカミ
ヤマラッキョウ

ここも一応山頂なのですが、なだらか過ぎて山頂感は全く無いので「通過」という感覚です
前回来た時は雲で周りがあまり見えなかったので、今回は気分爽快




秋の空 秋の雲


お目当てのアケボノソウに出会えるまではハラハラしたけれど、後半で出会えた時は本当に嬉しかった〜。
ムラサキツメクサはいろんなところで出会いますが、大好きな推しです♡
右上から時計回りに
アサマフウロ
ノコンギク
イタドリ
ムラサキツメクサ
アケボノソウ
ヒメジョオン

右上から時計回りに
キンミズヒキ
ヤマハッカ
ノアザミ
ワレモコウ
ナンテンハギ
ツリガネニンジン

アキノウナギツカミ好きすぎる。
ノリウツギは秋になるとこんなかわいいピンクになるんですよ!?可愛過ぎません!?
センブリの葉のこのアートっぷりは一体何なのでしょう!?デザイナーがミリ単位で指定して色付けしたような美しさ。タムラソウとノアザミは見分けはなかなか難しいですが棘も大きなヒントになります。
右上から時計回りに
アキノウナギツカミ
タムラソウ
ノリウツギ
マツムシソウ
センブリの葉
ノコンギク

まっすぐに続く道、秋の草花、秋の空
Stand by meとかホビットとか、少年の物語が始まってしまいそうな景色


右上から時計回りに
アサマフウロ
フジバカマ
イブキトラノオ
ゲンノショウコ
オヤマリンドウ
ウドの実

写真には虫の声は写らない
秋草の香りも写らない

ノリウツギはこんなふうに枝垂れっぽくうつむくとますます可愛さ爆発でした。
右上から時計回りに
ホタルブクロ
ベンケイソウ
ハバヤマボクチ
タチフウロ
ノリウツギ
ヤマハハコ



右上から時計回りに
トモエシオガマ
メマツヨイグサ
ツクバトリカブト
マルバハギ
ノコンギク
クルマバナ



右上から時計回りに
ユウガギク
ハンゴンソウ
サラシナショウマ
ヤマハハコ
ノコンギク
キツリフネ

この看板が素敵過ぎて、前回はお昼を持参していたのに瞬殺で誘惑されてここのカレーを食べちゃったのでした!(センス良くおいしかった♡)
今日はとんでもなく遊びすぎてとんでもなく遅い時間になり、当然食堂営業は終了(笑)

前回はこのヒュッテみさやまの後、道を間違えて15分ほど歩いてしまい引き返してきたのですが、なんと今回も全く同じように間違えました(笑)!今回は1分ほど歩いてすぐき気づいたのですが、正しい道の方がすごく小さくてわかりづらいのです。かなり登山客は多いはずなのになんでこんなことに??と不思議なのですが、ひょっとしたらこのヒュッテみさやまに用事がある人以外はここを通らないのかも?用もないのにあのオサレな看板に魅せられて毎回ここに吸い寄せられてきてしまう私みたいな人は少ないのかな(笑)


朝からほとんど登った感覚は無いとは言え、もうかれこれ6時間ほど歩きっぱなしの足にはそれなりに応えます。後から時計を見るとたった30分の登りなのですが。ひぃ〜

そして、もうすっかり遅いこんな時間なのに私が登る山道を下ってくる人がいると不思議な感覚になってしまいます。八島湿原の駐車場に停めている人はこの時間にそちらに帰るんですね

この時点でだいぶ雲行きが怪しいですが、この後駐車場で車に乗った瞬間にぽつぽつ降り始めるという奇跡のタイミングでした!
そして、私の左の膝小僧がなんか笑える事態に・・・石にぶつけたらタイツが破けちゃった〜エーン!(ついでに膝も擦りむいた)。このあと家に帰って補修しましたv
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