Climbed mountains named Houou-sanzan in Yamanashi. It was hard but wonderful experience for me with the great view of Sirane-sanzan and Mt.Fuji.
GWに鳳凰三山に登ってきました。例年に比べ記録的に雪解けが早かった今年は、アイゼンなしでもGWに登れちゃう千載一遇のチャンス!しかも晴天が重なり超ラッキーな、一泊二日のテント泊登山でした。
二日間の累積標高は登り下り共に2291m、総距離22.7kmと聞いた時には、うんうん、オッケ〜♪とか気軽に思った私でしたが、登ってみたらめっちゃ大変でした(笑)!
いつも冬はスキー、春先は低山ハイキングが定番の私は、高めの山は久々だったこともあり鮮やかにバテました〜(≧∇≦)
朝東京から行ったのでは駐車場争奪戦惨敗が目に見えていたので、今回は前日から車中泊で頑張りました。
6時に起きてみると何やらケイサツがいっぱい??安全ナントカスタッフは10名近くも??安全強化運動とかで登山届を出しましょう〜、とか注意されるのかな?と思ったら(私はいつもネットで事前提出済)、なんと!素朴な印象の若いオマワリさんが近寄ってきて、「おはようございます。山梨県警なんですけどー、あのー、登山スキルを持ったお友達いませんか?山岳警備隊の人員が不足しているので山梨県警を受けてくれませんかー?」って。大学のサークル勧誘会みたいでちょっと笑っちゃいましたが、でも他ならぬ山岳警備の方々のためですから、私も微力ながらここで拡散させていただきますね。そしてその時、ハイ、って何かくれたのでティッシュかな?と思ったら、なんとアミノ酸2パック。山梨県警さんわかってるわあ〜、シビレタわあ〜!翌日の下山時、ボロ雑巾のようにくたびれた時に「キクーッ!」と叫びながらありがたく飲ませていただきました(笑)。
今回のコースは完全ピストン。
●1日目
登山口→夜叉神峠→苺平→南御室小屋(テント泊)
●2日目
南御室小屋→薬師岳→鳳凰山→地蔵岳(GOAL!!)→来た道全部もどる!
ってなわけで、2日目がバリ大変な行程となっております。
一日目の朝は、7時20分元気に出発!
今回は久々のテント泊で荷物も重いし興奮気味。そこに容赦ない急登がガンガン襲い、初っ端からなかなかヒーヒーです。前半は公園のように歩きやすい道が続いていたのですが、途中から岩場も多くなってきて、苺平の手前でついに雪道になりました。苺平まではチェーンスパイクなしで壺足で行かれましたが、雪道は砂浜のように力を吸収されてしまうので余計体力を消耗。ゼーハーしながら「いちごだいらっていちご食べ放題らってことだよねー?」とかウワ言を叫んで道ゆく人をビビらせておりました(笑)
ずーっと樹林帯が多いコースですが、夜叉神峠小屋から上では、北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山の、真っ白に輝く絵のような景色に時折出会えます。今回はお花もほとんど咲いていないので、とにかく白峰三山の美しさに力をもらって頑張りました。
苺平から先は、本日のテント場がある南御室小屋まで下りになります。下りはさすがにチェーンスパイクなしでは行かれないのでここで装着。
登山口から登り始めた頃はTシャツでも暑かったのに、さすがに雪の上を歩いていると冷え冷えで上着を着込みました。
長時間の休憩を取りながらあんなにのんびり登った割には13:09に南御室小屋到着。まずはテントの受付をしてテントを立て・・・ません!もうお腹空いて死んじゃうもんね!(おやつ2回食べたくせに(笑))まずはお昼ごはんだもんね!!
というわけでいつものアレ♡を全身の細胞でむさぼるように食べました。
この日は近所の景観スポット、辻山までのお散歩もオプションとして考えていたのですが、明日に備えて自粛しておきました。なにせ明日は今日の倍以上歩きますし、朝2時起きの予定。17時には晩御飯を食べ、18時には就寝準備に入ります。
さすがGW、テント場は大賑わいでしたが19時にはもうどのテントも眠りについた模様。シーンとしてました、と言いたいところですが、いやー、今回は特にイビキがすごかったですねェ〜(笑)南御室イビキオーケストラの皆さんとか名付けて指揮したろかと思いました(笑)。あっちもこっちも、コントラバスみたいな人もホルンみたいな人も、あとなんかトレモロっぽい人もいるんですよね(大笑)。私は登山の際は必ず耳栓持参なのと、日中の疲れもあり、南御室イビキオーケストラの大演奏の中でもなんとか眠れました。
さすがめちゃ寒いのでありったけ着込んで頭のてっぺんまで寝袋に入って19時就寝、明日は2時起き。
後編に続く〜
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