Climbed Mt.Naebasan for the first time. I was blown away by the fantastic view of the marsh around the summit.

ずっと気になっていたけれど、初めて登って超絶感激しました!苗場山、人気の訳ですねえーー!♡

標高2145mの苗場山。行程は9時間と長めで、私は新潟側から登ったのでアップは1200m。下の方はかなりの悪路が続き、ぬかるみや雪解け水がじゃんじゃん流れて来るびしょ濡れ&ゴロンゴロンの岩だらけ、沢登りのような道を延々と登ります。滑りやすいところが不得意の私は神経を使ったし(先週八ヶ岳で怪我したのでビビリモード)、登るのはいいけど帰りにここ下るのは滑りやすくてめっちゃイヤだなあ〜〜!!と下山時を思ってずっと気が重かったです。
しかし登っていくと七合目くらいからいきなり歩きやすくなり、景色も開けて晴れ晴れとしてきます。岩も乾いていて滑らない♡
そして苗場山の手前に神楽ヶ峰という山がひとつあるので、それをガンガン登って〜!ハイ下りまくって〜!そこからいよいよ苗場山に登るのですが、これまたかなりの急登。しかしゼーハー言いながらそれを登り切ると・・・
いきなり天国が広がるのですーーーー!!

苗場山はテーブルマウンテンと呼ばれるだけあって、山頂がひろーーーいユニークな形のお山。
登り切ったところが平らなのはわかっていましたが、行ってみて腰抜かしました。ここは尾瀬ですか??ってくらいの広大な湿原には空の青を映した真っ青な池と雪原がまだらに広がり、人も少なく静かで楽園のような世界。小鳥たちのさえずりとひらひら舞うちょうちょ、風は涼しく空気はこの上なく澄んで、私、死んじゃったの・・・?ってくらい、天国すぎる世界が山頂にあるのです。
あまりにも素晴らしくて気持ちよくて、何時間でもいたい山頂でしたが、なにせ本日は日帰り山行のため泣く泣く1時間程の休憩で下山開始しました。

先週八ヶ岳での転倒の手足の傷はかなり綺麗に治ってきたものの、心の傷はまだまだ癒えていない今回(笑)。自信喪失気味だったために、下の方のびしょびしょゴロゴロの登山道が憂鬱で一日ビビってましたが、帰りは行きよりはすこーしだけ水が減っていたのと、120%の集中力で頑張り(とにかく滑りやすい濡れた岩だらけで平らなところがないので気が抜けない)、無事事故なく下山できました。

今回はとにかく苗場山の山頂の美しさに腰を抜かし、山頂にいた時間だけが本当に切り取られた別世界のような時間でした。
広大な山頂には山小屋もあるので、いつかあそこにゆっくり泊まってみたいなあー・・・
でも泊まりたい山はそれこそ山ほど(笑)あるので、いつになるかわかりませんが、いつか苗場山頂をたっぷり堪能したいという夢ができました♡

尾瀬より静かで尾瀬より美しく感動的でした
朝7:45、元気にしゅっぱーつ!ここから和田小屋まで、20分ほど車道を登ります
タニウツギがきれいー!青空に映えまくり
20分ほど車道を登って和田小屋まで来ました。ここはかぐらスキー場の中ですが、スキー場内を歩くのではなく、ここから登山道に入ります
マイヅルソウ
イワカガミに会えて大喜び!今日はこの後ワンサカ、イワカガミの群生に会えるとはこの時はまだ知らず。でもこの子達は特別に色が薄くて儚い感じで珍しい可愛さ
今回はとにかく下の方が悪路でした。大きめの岩だらけだしびしょ濡れなので滑りやすい。登りはいいけどさ〜、下りがヤダよね〜〜、と先週八ヶ岳で2回も滑って負傷した私はこの後一日下山が憂鬱に (^^;)
わあーっ!サラサドウダンの大きな木が!!♡サラサドウダンがどんだけ可愛いかって・・・次の写真でびっくりしてください♡
いやいやアナタ・・・可愛すぎるでしょ!?なんなの?悶絶の可憐さ
そして悪路は続きます
イワカガミの群生〜!小人さんがちょこんと顔を覗かせそうな絵本の世界♡
まだまだ悪路は続く〜。でもこのあたりまで来たらだんだん岩が乾いてきて滑る心配がなくなってきました。よかったー
イワナシちゃん〜 アナタはどうしてそんなに奥ゆかしいの〜?♡
イワナシちゃん激写ちゅう。登山には撮影スクワットという名のトレーニングがつきものです(笑)真剣になりすぎて思わず息も止めちゃうので立ち上がるとヤバイくらいゼーハー(笑)
ムラサキヤシオ。ここだとこの時期でも会えるんですね〜!さすが雪解け直後
新潟の山の眺めが大好き
アズマシャクナゲ。傷みやすいお花だけどこの子は完璧美人さん♡
フデリンドウさーん!今回はここでだけ!たった一つ出会えました
ワタスゲとイワカガミ
イワカガミと、チングルマ〜!今年初です、うれしー!♡
眺めのいい綺麗なベンチがありました。さっき歩きはじめて2時間たった道端でおやつ休憩したので、ここでは1分だけ座り休憩
6月も半ばを過ぎたというのにまだまだ雪が残ってます。この雪解け水がここから下の道をずぶ濡れにしてるわけですね〜
ハァーー木道がこんなにありがたいと思ったのは初めてかも!!歩きやすいー!!主には植生保護のために作られていることが多い木道ですが、整備してくださっている方々に感謝
下ノ芝、中ノ芝を越えて、上ノ芝まで来ました。ところどころこんなに綺麗な木道の階段があって整備が素晴らしいですが下の方の沢登りとの落差がすごい(笑)
10:53神楽ヶ峰登頂、やったあー!この後に下りに下って、その後いよいよ苗場山に取り掛かります。そのためのエネルギーを注入すべくここでおやつ休憩。
そして後で気づいたのですがこの私の背後、上の方に、すんばらしい美人さんたちが隠れていました〜!ちょこっとだけ写ってるけど、わかるでしょうか? (≧∇≦)
シラネアオイのお姫様たちでした!!完璧な美しさに感動ラネアオイのお姫様たちでした!!完璧な美しさに感動
神楽ヶ峰を過ぎると、いよいよ本丸、苗場山が見えてきました。まさにテーブルマウンテン、面白い形!ここから見るとあんまり高さを感じないと思いますが、今から盛大に下りまくって、また登りまくるのであります。この景色見たら今おやつ食べたばかりなのにお腹すいてきたよ〜(笑)
ミネザクラ。6月も半ば過ぎなのにこんなに可憐な桜を見られるなんて
ガンガン下ってきたので苗場山がこんなに高く見えるようになりました。今から登る道が全部見えていて面白い〜。そしてかなりの急登だぜ!
すごーい、こんなにたわわなイワカガミ♡
飲める清水が沸いているという雷清水まで下りてきました。でも3年前に白馬大池のお水に大当たりして顔がブワーンと膨れ上がった経験のある私は、お山の水には二度と手を触れませぬ。。
大好きなオオカメノキ。紫陽花に似ていますが背の高い木に咲く花なのでなかなか撮影が難しいお花でもあります
すごいすごい、シラネアオイがこんなに〜!♡
これから登る道、登っていく人が全部見えていて面白い、楽しいな〜
ナエバキスミレ
ゼーハー言いながら急登を登り上げ、振り返ると今来た道が全部見渡せました。あの神楽ヶ峰からずーっと下って、ここまで登ってきたんだなあ〜
急登が続くのでよじ登りまくり。ロープ箇所もあり、コレがどこまで続くのか〜と思っていたら、いきなり着きました!!
えーーーーーー!!なんですかコレは!いきなりの天国にアタマが追いつきません
とにかく感動的に美しい湿原。尾瀬より静かで尾瀬より綺麗かもー!!♡
広すぎて山頂標も探さないと見つかりませんでした。記念の登頂ポーズ
苗場山頂ヒュッテ。昔ながらの山小屋のようです。いつかここに泊まってこの湿原を満喫してみたいなあー
ふむふむ
なるべく湿原が見渡せる静かなベンチを見つけでお昼ご飯にします。登山の日は化学調味料で強い子になる日!本日は以前食べて気に入ったこちら。後入れオイルの焦がし炭火焼き表現が笑っちゃう美味しさなんですよ(≧∇≦)
というわけで今のところ私のおすすめは定番のシーフードとシーフードプロ、今はなきポルチーニ、ねぎ塩、シンガポールラクサ、鳥南蛮そばです♡
お昼を食べた後ベンチでしばしお昼しました。風は軽やかに澄んで冷たくて日差しはポカポカで、小鳥のさえずりがささやかに聞こえ、まさに天国のような時間でした。もっともっとここにいたいよう〜!と思いつつ、もう帰らないと下山が間に合わないので歩き始めます
天国の端っこまで来たら、さっきまで戦ってきた現実世界が見えました(笑)。ヨーシ下山も頑張るぞ!でも下部がこわいよ〜(まだ言ってるし笑)
いかに急登かが、この写真で伝わるでしょうか?
ニリンソウにも出会えました〜♡
かなり下ってきました。今度は神楽ヶ峰が聳え立って見えます。前も後ろも、道が全部見渡せるのが楽しい
神楽ヶ峰をしばらく登って振り返ったところ。苗場山!行きにこの眺めを見た時は、あの平らな頂上にあんなに美しい世界が広がっているとは全くわかっていませんでした。今ここから眺めると、天空の城ラピュタから遠ざかっていくような気持ち。あの道を全部歩いて登って歩いて降りてきたんだなあ
ハイ神楽ヶ峰まで戻ってきましたー!ここでお昼ごはんのあと食べなかったデザートのエッグタルトを食べます。登山の栄養補給は少しずつ、こまめにが大事
ここの名前、股スリ岩ってさ・・・(笑)。すらないようによじ登ります、あらよっと!
途中のベンチで遊びたくなりいきなりポージングする芸人
チングルマちゃん〜!第一形態から第四形態まで全部大大大好きなので、今年もチングルマちゃんだけでどんだけ写真撮るんだろうなー、アホだなー(笑)
小さい頃から大自然の中でバタンと倒れて寝るのが大好き(笑)絶景の中で寝るって最高ですよね〜
今回はこの時期なのにショウジョウバカマにもたくさん出会えてびっくりでした。今年最初に会ったのは角田山、3月末ですよ!?
ハイ今日一日ずーっと嫌がっていた帰りの悪路です!この辺りはまあまあ乾いてますが下の方はまだまだびしょ濡れで滑りやすく気が抜けない道が続きました
17:11和田小屋まで帰ってきましたああああ!苦手の悪路を転ばず下りられた達成感でいっぱい。そして苗場山頂が美しすぎた、楽しかったー!この後は温泉→超絶楽しみな打ち上げと続きます。新潟といえばもちろんあのお店♡
ハーイまたまた来ました、私が日本一大好きなピザの店、岩原のPittore!!もはやここに来たくて新潟の山登ってんじゃないか説もなくはないですが、温泉上りすっぴんで動物化してる写真を公開するって私も勇気あるよなー(笑)
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