Climbed Mt. Tanigawadake in autumn leaves!
10月末に谷川岳に登って来ました。
実は私、初・谷川岳でした!遭難事故死者数世界一で名高い山ですが、それは冬山登山のお話。私はとにかく混雑、大行列がイヤで今まで避けておりました〜
ルートは大きく二つ、下から全部登る西黒尾根ルートと、最初はロープウェイを使う天神尾根ルート(距離はあまり変わらないけど標高差がグッと楽になる)があります。
登山口(ロープウェイ乗り場)に着くのが遅くなっちゃったので、もうロープウェイに乗る天神尾根ルートにしようかと思ったのですが、ロープウェイのあまりの大行列を見て驚愕!乗れたとしてもこの大群とずーっと行列で登るのはイヤだ〜と、やっぱり西黒尾根ルートで登ることにしました。
登ってみると、うっほっほほほ〜!さすが日本三大急登と言われるだけあるかなりの急登続き!しかもあまり目立ったポイントがないので休憩のタイミングが取りづらく、ラクダの背まで立ち休憩のみで一気に登りました。
ラクダの背からは、前方に「え、アレ登れるの??」というなかなかビビる岩場、鎖場がそそり立っていることが何度もあり、その度覚悟するのですが、登ってみるとそこまで大変ではなく、比較的岩場は好きな私はむしろすごく楽しかった!しかし中にはかなり難易度高めな箇所もあり、足を引っ掛ける場所が極小すぎて引っ掛からなかったり、岩が大勢の登山客たちに磨かれすぎてツルツルで、本気で頑張ってもアララ〜!となりそうになる場所もありました。
辛かったのは岩場より寒さで、登り始めはTシャツだけでアチチチチだったのに、ラクダの背から先は急に下から吹き上げる強風に見舞われ、それが冷たい!進むごとに天候、状態が変わるのが登山ですが、さすが冬山遭難死者数世界一だけあって、なかなかのご機嫌の取りにくさを秋でも感じました。
そして岩場より寒さよりさらに大変だったのは、なんと言っても混雑であります!肩の小屋から先は、ロープウェイに乗って来た天神尾根ルート組と合流し、その大群と共に天神尾根ルートを下るのですが、合流の直前、その大群を最初に見た時の驚きと言ったらありませんでした。エベレストの行列もすごいと聞きますが、大自然、山頂直下で見る行列ってやっぱり異様です!
ふたつの山頂であるトマの耳、オキの耳を繋ぐ稜線も人だらけ。そして天神尾根の下りは、行列すぎて立ち止まってばかりという、私は初めての経験をしました。これから進む道が全部見渡せるところが多かったので、ずーーーっと下まで続く行列は、壮観でした。。そのおかげで、紅葉や富士山をゆっくり眺めることはできましたが〜
行列のせいで下山はおそらく倍以上?時間がかかり、極め付け、最後帰りのロープウェイ行列かなんと1時間待ち!待っている間にとっぷりと日が暮れました。。
というわけで、やはり私が長年避けていたのはなかなかに正解だったと思える大混雑の谷川岳でしたが、西黒尾根ルートの岩場は楽しかったし、草紅葉や絶景も楽しめました!
空いてる日を狙えるなら、またぜひ行きたいけど、そんな日あるのかなあ〜(笑)
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