Enjoyed traversing Minami-yatsugatake mountains. Wonderful views, beautiful alpine flowers and staying over night in the tent made me so happy.
南八ヶ岳縦走してきました。
一泊二日のテント泊旅で、
1日目は美濃戸から赤岳鉱泉までの北沢ルート、2時間の登りのみ。大好きな赤岳鉱泉にテントを張りました。ここの鉱泉のお風呂に入れるのは本当に感動の一言!
2日目は3時過ぎに起き、赤岳〜横岳〜硫黄岳と縦走して赤岳鉱泉に戻り、テント撤収して美濃戸に戻るロングコース。急登の岩場、鎖場、梯子も多く、朝5時から夕方5時半まで歩き詰め。
地蔵尾根から横岳に登るコースはひと月半前にやっているのでつい最近通ったばかりのところもあり、「いっけねまた来ちった!」と思いつつ闘いました〜!( ̄∇ ̄)
天候にも恵まれ、山好きには有名な赤岳天望荘から横岳方面を望む絶景も、やっとやっと観られて大感激。(今までは毎度霧に巻かれて何も見えず〜)
お花も期待以上に大豊作だったため、コースタイムを常にオーバーしがちではありましたが(撮りたいお花だらけで進まない〜)、人生最大量のコマクサの大群生に出会った時は本当に感激しました。その他ミネウスユキソウ、ミヤマオダマキなど、大好きな高山植物たちにたくさん会えて大満足。
赤岳鉱泉はごはんも美味しいので(あちこちで美味しい山小屋ごはんNo. 1に選ばれてます)、1日目夜はテントで食べず山小屋の晩御飯にしました。
メニューはなんとステーキorビーフシチューの日替わりなんですよ〜、山小屋とは思えない豪華さ!
2日目朝は4:30テントで、大好きないつもの朝ごはん。テントで食べるごはんってなんであんなに美味しいんでしょうね(≧∇≦)
大失敗と致しましては、私が毎回力を入れている「テント泊スキンケア」の洗顔系をまるごと忘れて心が折れかけました。(テント泊で顔が腫れ上がった経験もあり心配で(;_;))。鉱泉のお湯でジャバジャバ流して保湿するのみでしたが、意外にもトラブルは起きずホッとしました。
トラブルといえば一日め、登山を始める前にプチ事件が。美濃戸の駐車場で車を降りたらブヨの大群に襲われ、虫除けスプレーも全く効き目なく必死で振り払いながら登山靴履いたりしていたら見事3ヶ所ばかり刺されました。山にいる間は痒くもなかったのですが、東京に帰ってきてから脚に大きな水膨れを創作し始めまして、ついに皮膚科のお世話になることに〜。ところがその担当の医師も山好きの人で(山岳診療所の担当医だったことも!)山話を根掘り葉掘り聞いて話を脱線させては「アッ、お薬は、ちゃんと出すからね?」と面白い医師でした (≧∇≦)




直前にお蕎麦屋さんにフラレた苦い経験を胸に、13時に美濃戸から登り始めました〜


私はオダマキが本当に大好き。
うつむいて揺れる姿がたまりません。
2日目は山の上の方で真っ青なミヤマオダマキにも会えました♡







明日は3時起きなので20時就寝。

山に来るといきなり添加物祭の食事、おやつになりますが、山では便利で美味しいが一番大事。

赤岳鉱泉と行者小屋は、感覚的にあんまり標高差ない気がしちゃうのですが、この登りは意外とあります。

お花も葉っぱも美しい

右上から時計回りに、オオヤマフスマ、イワオウギ、ムカゴトラノオ、ヤブニンジン?


手前に転がっている木は「元・階段」。山では土が流れてしまい障害物競走みたいになってる階段多いですが、こうやって整備してくださる方には本当に感謝です。




なぜこんな土も見えない過酷な岩場にこんなにも可愛らしいものが咲くのか、何度見ても感動させられます。


奥にはすごい山景色が見えていたのですが、お花に焦点合わせると明るくなって全然映らず残念

こんな岩の隙間に突然花束のようにたくさん咲いて、アートのようです

ここは雲の上の世界

左の可愛い小さいお花はコゴメツメクサ

標高が高い場所は紫外線が恐ろしく強いのでフェイスマスクも欠かせません
岩場がんばるぞポーズ、でも意外と岩場は好きな私。

ここを登ればもうすぐ稜線!

奥に見えるのが赤岳頂上山荘。
標高2899mの場所に建物があるって、すごいですよねえ〜

この後は稜線歩きなので登ったり下ったりが続きます。
この赤岳山頂から地蔵の頭までの下りはややキツイので慎重に!

鎖場は嫌いじゃないけど、長いのは流石に大変です。後ろor横向きで下りてきました。

ついひと月半前にも来たのにねぇ (^^;)
ひと月半前は日帰りで南沢〜行者小屋〜
地蔵尾根コースでここまで来て、横岳まで縦走してピストンで下りました。
消耗してお腹空いてきてヘロヘロ気味の私。この後行動食食べて元気になりました!

ひと月半前もここで会いました。ずいぶんおっきくなったね〜 (^^)


こうして複数の高山植物が身を寄せ合って咲いていると、まるで人が植えた花壇みたいで、その彩りに目を見張らずにいられません





いつもは演出のことが多いこのポーズですがこの時はガチです( ̄▽ ̄)
頑張った〜!

しかも幻と言われている白いコマクサにも会えてしまい我が目を疑いました。
え?ほんとに??



硫黄岳山荘の牛丼とカレーは、数ある山小屋の中でもトップの美味しさなんです!
生き返った〜!


今日は午前中霧でこの火口が見えなかったからと2回硫黄岳に登っているすごすぎるオジサマに偶然会いました。しかも桜平〜硫黄岳〜赤岳〜行者小屋〜赤岳鉱泉〜硫黄岳〜桜平って、本当に人間なんですか!?( °o°)

美味しいお昼を食べた後は大変機嫌良く元気になりました (≧∇≦)

今日はテントが多くて山小屋も大賑わい。人がたくさん居て驚きました

テント撤収後また昨日と同じく北沢ルートで美濃戸に下りました。途中植物博士のようにお花に詳しく目敏いオジサマお二人に遭遇。そこにコイチヨウランが咲いてるよ〜と教えてくれました。初めて見るので感激。葉っぱが1枚しかないからこの名前の珍しいお花です。ピントを合わせるのが非常に難しかったのですが、白っぽい小さな花と長い茎の足元の一枚だけの葉っぱ、見えますか?

右上から時計回りに、チシマフウロ、イブキジャコウソウ、ホタルブクロ、イトシャジン。

それでも最後まで青空とたくさんの花に恵まれ、最高に楽しい2日間でした。昨日は12000歩、今日は28600歩登り下りしました。
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